2008 January

Tokyo

 
 
 
ようやく長かった2007年も終わり、新しい年を迎える。新居で迎える初めてのお正月、2008年は良い年になりますように・・・。月並みだけれどとても大切なことをお地蔵様にお願いする。夜のちょうちんも美しく、新年最初の夜も暮れて行く。

 

Tokyo

 
 
 
新居で迎える初めての新年。
早速地元の散策に行く。「開運」・・・・正に!新年は殊勝な気持ちになっているせいか、こういう単純な言葉が身にしみる。老舗のお漬物やさんでお漬物を買ったり、日本の冬の味も満喫。

 

Tokyo

 
 
 
新しい地元の散策に余念のない私。映画に出てくるような懐かしい雰囲気のおせんべい屋さん。無口なおじさんが黙々と焼いている。黙って差し出してくれる焼きたてのおせんべいの香ばしいこと!囲炉裏の近くではお茶のサービスもあって、しみじみ美味しい日本。

 

Tokyo

   
 
 
楽しかった「地元散策」のお三が日も終わり、いよいよ新しい事務所の荷解きが始まる。昨年は病に伏して(!)、帰国できないままに引っ越したので、おびただしい数のダンボールを前に、ボーゼンジシツ!でも、箱を開けるたび、スタッフの細やかな心配りが感じられて密かにジーンとする。

 

Tokyo

 
 
 
 
 
まだまだ現場の新居+事務所。長い長い計画だったので、現場でもいいから!と、次々のお客様。まだまだ慣れないので不手際をお許し頂きつつも、こうして皆様に見て頂くことが出来るのはとても嬉しい。

 

Tokyo

 
 
 
昨年来の高熱もようやく少し下がり、日仏の生活を復活出来ることに感謝!新しくなったエール・フランスの出発ラウンジも久しぶり。スタッフの皆さんに「お元気でしたか?」・・・「ちょっと病に付していました!」と、新年のご挨拶も兼ねて。今年もどうかよろしく!

 

Paris

   
 
 
久しぶりにパリ戻る。まだまだ極寒のパリだけれど、昨年の健康状態を考えるとこうして、パリに戻ってこられただけでも嬉しく、友人とそぞろ歩く。澄み切った空気の、荘厳に映えるサンジェルマン・デ・プレ教会。今年はいい年でありますように!

 

Paris

   
 
 
パリに戻ってくると、やっぱりカフェライフは必須。我が家の下のカフェは、まるでクラブ。朝となく夜となく皆が集っていて、でもお互いに踏み込むことのない関係はとても心地いい。仕事も打ち合わせも皆ここで。ヨーロッパの古きよきカフェ文化の、数少ない名残でしょう・・・。もはや18年来のお付き合いの、サンペールの生き字引(?)のS氏と朝食をご一緒する。

 

Paris

   
 
 
パリに帰ってくると、やっぱりカフェは「ホーム」だわ、としみじみ。アパルトマンの下のカフェは、私のブティックのOPENした翌年に開いたので、随分一緒に仕事をした。カフェの換気扇が私のブティックの天井裏を通っていることから、建物の「組合の会」に何度も一緒に参加してあげた。そのオーナーのBIRTHDAY、とあって、アパルトマンの住人や、ご近所のアンティーク・ギャラリーの方が集まる。昨年はこのカフェで貧血で倒れたり色々な事があったけれど、ご近所付き合いを越えた、もはや、変わらぬ友情?に本当に感謝しつつ、美味しいシャンパンをシコタマ頂く!

 

Paris

   
 
 
パリに戻るや、OPENNING続きで懐かしい顔にたくさん会う。新しいアトリエを見に来ない?とP氏。もう20年来の友人。イタリア人の彼とはミラノはもちろん、コモ湖でのヴァカンスも一緒 に過ごしたし、結婚した当時、スイスのルガーノ湖半に住んでいた主人と、コモ湖で落ち合った事などを思い出す。植物でいっぱいのアトリエで、久しぶりに ゆっくりお茶を飲みつつ近況報告など・・・。

 

Paris

   
 
 
ようやく出るはず(?)の自叙伝(?)の原稿をチェックするのも慣れない私には大変な仕事。「ホーム」のカフェにヨロヨロとたどり着き、オモムロに原稿を。携帯電話をテーブルの上にスタンバイさせて、時計もはずし!シャンパンも来たし、すっかりリラックスして、やおら・・・。今晩はがんばらないと!

 

Paris

 
 
 
 
diary index
短いパリの日々はあっという間に過ぎる。昨年来、ストレス性の高熱ですっかり自信のなくなってしまった私。久しぶりに敬愛する、建築家のP氏の新しい事務所へ。事務所???というスケールを超えたソノ空間・・・。そしてご本人の若さと溢れ出るエネルギーに、本当に圧倒され、「とにかく仕事、プロジェクト、でしょう!?」という言葉に本当に励まされる。「とにかく仕事、プロジェクト、でしょう!?」という言葉に本当に励まされる。 ようやく少し元気になった??
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